どうして「Cドライブ」という名前なの?

パソコンに初めから内蔵されているハードディスクには、「Cドライブ」や「Dドライブ」という名称がついています。「コンピュータ」を選んでみてみると、ローカルディスク(C:)、ローカルディスク(D:)などとなっていますね。

 

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上の画像ではローカルディスクがボリュームとなっていますが同じ意味です。

 

でもどうしてCやDなのでしょうか?アルファベットの順番でいえば、AドライブやBドライブという名前になるはずです。その理由を知るためには、これまでのパソコンの歴史を少し知っておく必要があります。

 

現在のパソコンでは内蔵ハードディスクは当たり前となっていますが、かつてのパソコンにはハードディスクが搭載されていませんでした。

 

それではどうやってデータを保存していたかというと、「フロッピーディスク」が主流だったのです。そして、フロッピーディスクドライブが2台内蔵されていて、1台目を「Aドライブ」、2台目を「Bドライブ」と呼んでいたのです。

 

現在ではその名残で、続くハードディスクがCドライブという名前が割り当てられるようになったのです。

 

いまわざわざフロッピーディスクを使用している人はいないはずです。データを保存するのであれば、大容量のハードディスクやDVD、ブルーレイディスクのほうが便利です。

 

念のため、外付けのフロッピーディスクドライブをパソコンに接続してみると、ちゃんと「Aドライブ」で認識されるようになっているようです。現在の新しいパソコンでも認識できるかどうかはわかりませんが、手持ちにドライブがある方は試してみてはいかがでしょうか。

 

 
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