作業の順番をおさえておく
ハードディスクを快適にするためには、「レジストリの整理」と「デフラグ」という操作が重要になってきますが、この作業を効率よく行うためには順番が大切になります。
まず、不要なファイルの削除をしていきましょう。空き容量が多いほどデータが連続した記憶領域に保存されやすく、断片化も起こりにくくなります。
よって、最初に不要なファイルを削除して十分な空き容量を増やしておけば、短時間でデフラグ作業を終えることができます。ちなみに、デフラグとは、1つのファイルが連続する区画に並ぶように再配置する作業のことです。
次に行うのはレジストリの整理です。パソコンにソフトやプリンタ、デジカメなどの周辺機器を追加していくたびに、レジストリというパソコンを動かす重要な部分に項目が追加されていきます。
長い間パソコンを使っていると、どうしてもレジストリの情報が肥大化してしまうのです。レジストリの整理は、ウィンドウズの動作を軽くしてくれ、読み出しの速度を向上させる効果があります。
作業をする順番は、「不要なファイルの削除」→「レジストリの整理」→「デフラグ」という流れで行うと効率よくメンテナンスをすることができます。この流れは頭に入れておきましょう。
ただし、レジストリを不用意に削除してしまうと、最悪の場合はパソコンが起動できなくなるなどのトラブルが起こります。専用のソフトを使うか、知識のある人に任せて、自分で適当にさわるのはやめておきましょう。
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