HDDはどんな指標をみればいいのか

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現在手に入るHDDは、以前のものとは比べ物にならないくらい大容量で、読み書きの速さも高性能になっています。しかし、HDDのどの部分がどう優れているのかについては、漠然としたイメージしか持っていない方が多いのではないでしょうか。

 

「1TBで5000円は安い!だから買っておこう」という具合に、容量と価格だけを見て購入するケースが多いと思われます。そこで、ここでは少し専門的にHDDのパフォーマンスを表す指標について紹介していきます。

 

次回からは、これまでとは違った視点からHDDを選ぶことができるようになるでしょう。

 

ディスクの回転速度

 

パフォーマンスの重要な要素を占めているのが、ディスクの回転速度です。どれも同じというわけではなく、製品ごとに異なっています。

 

一般的には5400rpm、7200rpmの製品が多いですが、ハイエンド向けのモデルでは10000rpm、15000rpmといった製品もあります。rpmとは、revolutions per minuteのことで、1分間あたりの回転数という意味です。

 

回転が速ければ、トラックを移動したあとに目的のセクターがヘッドの下を通過するまでの待ち時間が短くなるので、パフォーマンスも向上します。

 

シークタイム(シーク時間)

 

シークタイムとは、ヘッドが現在の位置から目的のトラックまで移動するのに要する時間のことです。このシークタイムが短いほど、高速に読み書きができるのでHDDの性能が良いといえます。

 

シークタイムは、目的となる位置と磁気ヘッドの現在位置によって変化するため、スペックとして表記する場合には、平均的な値を平均シークタイムとして表記しています。HDDが入っている箱には、「平均シーク時間」と書いています。

 

他にも「隣接シーク時間」「最大シーク時間」といった記載も見られます。隣接シーク時間は、隣のトラックへの移動に要する時間、最大シーク時間は、最外周から最内周への移動に要する時間のことです。

 

内部転送速度

 

内部転送速度も指標の1つで、線記録密度と回転数の掛け算で求めることができます。ただし、シーク時間を考慮していないので、理論値にとどまります。

 

シーク時間やトラック間のセクター数なども考慮した、より実際に近い数値であるサステインド転送速度と呼ばれる指標が用いられています。

 

この転送速度までチェックするというケースはあまりないと思いますが、このような指標もあるということは覚えておくと良いでしょう。

 

 
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