パソコンとサーバーの違い
サーバーとは、インターネットなどのネットワーク上でほかのパソコンに様々な機能やサービスを提供するコンピュータのことをいいます。一方、サーバーからサービスを受けるコンピュータは「クライアント」と呼ばれています。
パソコンとサーバーの作りは基本的に同じですが、業務用サーバーは24時間365日稼働させなければならないため、安定性が高く信頼性を重視したコンピュータが使用されています。
具体的には、メモリに診断回路を付けたり、ハードディスクを二重にして信頼性を高めたり、セキュリティ機能の高い製品を搭載しています。
主なサーバー用OSは、UNIX系とWindows系(マイクロソフト社のOS)の2つがあります。UNIX系はあまり馴染みがないかもしれませんが、Linux、Solaris、BSDなどがあります。
最近では、自宅でもサーバーを利用する機会が増えています。複数のパソコンをLANでつないでホームネットワークを作り、動画や音楽、その他のファイルを共有する家庭もあります。
プリンタにプリントサーバーをつないで、1台のプリンタを共有することもできるようになりました。
サーバーの種類
- ファイルサーバー・・・サーバー上にファイルを保存しておき、複数のクライアントで共有できるようにします。
- プリントサーバー・・・1台のプリンタで複数のクライアントが共有できるようにします。プリンタ自体にサーバー機能が付いているものもあります。
- データベースサーバー・・・データベースを管理し、クライアントに要求されたデータを取り出したりします。
- ウェブサーバー・・・Webコンテンツのデータ(HTML文書や画像)を送信します。
- メールサーバー・・・メールを管理し、送受信します。
- DNSサーバー・・・ドメインネームサーバーのことで、ドメイン名をIPアドレスに変換します。
- プロキシサーバー・・・ネットワークに出入りするアクセスを一元管理します。ネットワークへの接続を許可したり、外部からの不正侵入を防止します。
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