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性的な映像をばらまくと恐喝し、仮想通貨で金銭を要求する迷惑メール

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独立行政法人情報処理推進機構(IPA)や一般社団法人JPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)は、セクストーションと呼ばれる恐喝メールへの注意を呼びかけています。

 

これは

アダルトサイトを閲覧しているあなたの姿をウェブカメラで撮影した。
家族や同僚にばらまかれたくなければ仮想通貨で金銭を支払え

と脅してくるものです。

 

2018年3月にはじめて相談があり、その後の7月と8月に計30件、9月は263件と急増しているとのことです。

 

ただ「映像をばらまく」といっていますが、実際に映像へのリンクや添付ファイルなどは確認されていないようです。また、本文を見てみると不自然な日本語が多くあり、まるで機械翻訳にかけたような文章になっています。

 

恐喝メールの特徴

 

  1. 「アダルトサイトを閲覧している姿を撮影し、連絡先情報を収集した」と脅す
  2. 仮想通貨を要求する
  3. メールに自分のパスワードが記載されている場合がある

 

受信者がとくに動揺しやすいのが、実際に他のウェブサービスなどで使用したことのあるパスワードが記載されていたケースです。クリックさせやすいように、メールの件名に記載されていたこともあるようです。

 

外部サービスから個人情報が漏洩したり、ウイルスによる感染などが原因だと考えられています。(詳しい流出経路は不明です)

 

恐喝メールを受け取ったら

 

迷惑メールの一種なので、受信したメールはすべて無視しましょう。もちろん、仮想通貨の支払いにも応じてはなりません。

 

また、メールに記載されていたパスワードを現在も使用している場合、気づいた時点で速やかにパスワードを変更してください。その際のパスワードは、できるだけ複雑で長い文字、記号を使用しましょう。

 

 
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