新元号に便乗した詐欺に注意しよう
4月1日に新元号「令和」が発表され、大きな話題になったことは記憶に新しいところです。平成から新しく元号が変わることで、気分も心機一転しますが、やはり新元号に便乗した詐欺も発生しているようです。
現在確認されている事例を挙げていますので、手口を知って被害に遭わないようにしてください。
メールで詐欺サイトに誘導
メールの件名に「新元号に伴う料金改定」「新元号記念キャンペーン」などと記載され、携帯通信サービス会社を騙り、詐欺サイトに誘導しようとします。
記載されたURLをクリックすると、ウイルスに感染したり、入力フォームからIDやパスワードを搾取しようとします。
お得なキャンペーンだと思って安易に飛びつかないようにしましょう。
電話をしてキャッシュカードを送付させる
全国銀行協会や市役所などと称し、元号の変更に伴う手続きが必要だと言ってくる電話もあります。もちろんそのような手続きはありません。
「元号が変わるのでキャッシュカードの変更手続きが必要です」などと巧妙に案内し、キャッシュカードを送付させようとします。
対策は無視が基本
このような詐欺に引っかからないためには、新元号に関わるキャンペーンや手続きの案内はすべて無視するのが正解です。
ただ、「お知らせが本物かどうか不安」という方は、直接各会社や関係機関に電話して確認してみるといいでしょう。企業のホームページにアクセスしてみると、詐欺の注意喚起があってわかる場合があります。また、消費者生活センターや警察にも相談しておくと安心です。
社会的に大きな動きがあると、今回のような便乗した詐欺が発生しやすいので、騙されないようにしてください。
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