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圧縮してもサイズがあまり小さくならないファイルがあるのはなぜ?

 

ファイルを圧縮してもあまりサイズが小さくならないファイルがあります。それは、「不可逆圧縮」をすでに行っているファイルであるためです。

 

「可逆圧縮」と「不可逆圧縮」とは?

 

可逆圧縮」とは、一定のルールで圧縮されたデータを、解凍すれば元のデータと全く同じ形に復元されることを指します。例えば、プログラムファイルやテキストファイルは、解凍後のファイルが元のデータと同じでなくてはなりません。このようなファイルには可逆圧縮を行います。圧縮の前後でデータが変わらないものと覚えておけばよいでしょう。

 

一方、画像や音声、動画ファイルには元のデータに余計な部分が含まれています。その部分を取り去ることで、ファイルのサイズを小さくすることができます。これを「不可逆圧縮」と呼びます。例えば、JPEG画像の場合は、人間の目では判別できない色調が変化する部分を削除しています。データの容量は減りますが、見た目は全く同じなので支障がありません。MP3の音声ファイルなどは、人間が聞き分けることのできない音の周波数の部分を削除することで、サイズを小さくすることができるのです。動画も同じように、人間が見る分には不都合のない程度に余分なデータを削除しているのです。

 

このため、不可逆圧縮は圧縮の前後でデータが変わってしまいます。同じファイルではなくなっているので、元と全く同じファイルに戻すことはできません。

不可逆圧縮のファイルサイズは小さくならない

 

不可逆圧縮されたファイルは、余分なデータを削除して重要な部分のデータを残したファイルともいえます。すでに限界まで圧縮されているので、これからさらに圧縮を施しても、サイズはほとんど変化しません。代表的な不可逆圧縮ファイルは以下の通りです。

 

画像:JPEG、JPEG2000、256色以上のGIF
音声:MP3、WMA、AAC
動画:MPEG、Motion JPEG

 

 
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