Wi-Fiの問題箇所を改善していこう
自宅にWi-Fiルーターを設置してネットを使っている方も多いでしょう。Wi-Fiとは、簡単に言えば無線でネットを楽しむ方法です。
LANケーブルで有線接続してもかまいませんが、Wi-Fiだと通信機器を持ち運びながら、家の中のどこでもネットができるのでかなり便利です。一方で次のようなトラブルもよく起こります。
- Wi-Fiが突然つながらなくなった!
- つながっても通信速度がなんだか遅い
- ひんぱんに通信が途切れてストレスが溜まる
このような場合はひとつひとつチェックして改善していきましょう。
電波状況や設定を確認
1.電波強度を確認する
タスクトレイのネットワークアイコンをクリックし、接続先のルーターの電源強度を確認します。
2.アダプターの競合を解消する
内蔵Wi-Fiのあるパソコンで外付けのWi-Fiアダプターを利用する場合、「ネットワークと共有センター」 → 「アダプターの設定の変更」で内蔵Wi-Fiをクリックし、「無効にする」を選ぶと競合を解消できます。
もう一度接続設定を行う
1.SSIDと暗号化キーを確認する
出典:BUFFALO
再び接続設定するには、SSIDや暗号化キーが必要になります。Wi-Fiルーター本体の背面などに記載されているので、メモを取っておきましょう。
2.接続を実行する
Wi-Fi接続したいパソコンのタスクトレイで、ネットワークアイコンをクリックします。確認したSSIDをクリックし、「接続」をクリック。続いて表示された画面で暗号化キーを入力してOKをクリックします。
なお、ステルス機能が有効になっているときは、SSIDが表示されません。「ネットワークと共有センター」→「新しい接続〜」→「ワイヤレスネットワークに手動で接続します」を選択して「次へ」をクリックし、SSIDと暗号化キーを設定します。
電波の干渉を改善する
1.電波を出す家電に注意
電子レンジをはじめ、冷蔵庫、コードレス電話機などの家電は、使用時に電波を出すのでWi-Fiと干渉して通信が不安定になってしまいます。
2.ルーターの場所を変更する
ルーターの設置場所は、電波干渉を起こす家電から遠く、障害物のない床から1mほどの高い場所が適しています。
また、電波は同心円状に飛ぶので、なるべきなら使用範囲の中心となる場所に置くようにします。
3.他のWi-Fiとの混信対策をする
近くに他のWi-Fiネットワークがある場合は、混信が起こって通信が不安定になることがあります。ルーターの設定から「使用チャンネル」を探して、手動で変更してみましょう。
その他の対策
Wi-Fiルーターにはアンテナがあるので、向きを変えることで改善できる場合があります。
家が広すぎて電波が弱いというときは、中継機と呼ばれる機器を設置すれば遠くまで飛ばせるようになります。中継機は電器店などで購入できます。
また、より高速規格に対応したルーターを導入する方法もあります。「11ac」対応ルーターを導入して改善された例があります。BUFFALOなどで販売されています。
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