ネットショッピングで役立つSSLとは?
インターネットショッピングを日頃からよく利用している人は多いでしょう。店舗まで行かなくても自宅から注文でき、品揃えも豊富なのが魅力です。
しかし、インターネットショッピングで気になるのがセキュリティに関する問題です。
クレジットカードで決済するときは、カード番号が外部に流出しては大変です。そのオンラインショップが本当に存在しているのかというのも不安になります。
そこで注目したいのが、そのショップがSSL(Secure Sockets Layer)という技術を利用しているかどうかです。
SSLを使えば、Webブラウザを使ったデータのやり取りをすべて暗号化することができます。データの改ざんや盗聴を防ぐことができるのです。
SSLはWebサーバーとWebブラウザの両方が対応している必要がありますが、現在使う機会のあるブラウザはまず対応しているので問題ありません。
SSLによって保護されているかどうかを確かめるには?
SSLによってそのページが保護されているかどうかは、Webブラウザの下の方のステータスバーを見れば分かります。南京錠のアイコンが表示されていれば、そのページはSSLが有効になっています。
南京錠のアイコンをダブルクリックすれば、ブラウザに送られてきているSSLに関する証明書が、どのサイトに対して発行されたものであるかが分かります。
SSL対応のページに接続しようとすると、「セキュリティで保護された接続でページを表示しようとしています」と表示されますが、このまま「OK」をクリックして問題ありません。
一方、「セキュリティで保護された接続から保護されていない接続へ変更しようとしています」と表示されることがありますが、これは事前にセキュリティで保護されたページを閲覧しており、そのページから通常のページに戻ろうとするときに表示されます。
これも「はい」をクリックして問題ありません。
なお、SSLが導入されたWebページでは、URLが「http://」から「https://」になっています。
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