スタートアップ修復とは?
再インストールはエラーを解決する手段として効果的ですが、パソコンの状態を購入時と同じようにしてしまうというデメリットもあります。
これはハードディスク内のデータがすべて消えてしまうことを意味し、長年をかけて自分が使いやすいように設定したウィンドウズを初期状態に戻してしまいます。パソコンが再び使えるようになることはうれしいですが、できればデータなどは消えたくありません。
そこでWindowsでは、システムのうち起動に関係する部分を修復して、OSを起動できるようにするための機能である「スタートアップ修復」というものがあります。
これならファイルやインストールしたアプリケーションはそのままで、再びパソコンが起動できるようになります。設定項目も以前のままで、問題だけが解消されたかたちになります。
そして不調の原因が思い出されるときは、その原因を突き止めて対処してみましょう。ウイルス感染の場合は、ウイルス駆除ソフトでウイルスを削除します。
デバイスドライバなどをインストールして不具合が発生したときは、元のデバイスドライバに戻してみましょう。
なお、スタートアップ修復をしてもまだパソコンが不調な場合は、ようやく再インストールすることになります。再インストールの前には、必要なデータのバックアップをしたり、設定項目をメモするなどして準備を行っておきましょう。
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