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バックアップしたファイルの保存先は?

パソコンのHDD内のデータがいっぱいになったときや再インストールを実行する際には、データのバックアップをしなくてはなりません。データのバックアップ先の記録メディアはいろいろありますが、データの容量の大きさ、メディアの価格、パソコンのドライブ環境などを考慮して決めていきましょう。

 

一昔前のメディアとして「MOディスク」があります。これはレーザー光と磁気を利用した記録メディアになります。MOディスクの特徴は、1000回以上の書き換えが可能な点です。また、ディスクのサイズは3.5インチが主流であり、記憶できる容量は128MB、230MB、540MB、640MB、1.3GB、2.3GBなど複数あります。MOディスクに対応しているドライブがないと使用できないため、現在ではメジャーではありません。

 

おすすめなのは、次に挙げるCD-R/RWメディアです。記憶できる容量は650MBと700MBの2種類があり、価格もCD-Rが約30円、CD-RWが約110円とコストパフォーマンスが優れています。しかも、CD/DVDドライブで読み込むことができるので、現在のほとんどのパソコンで扱うことができます。他の人とファイルを交換したいときもスムーズに運ぶことができます。気になる書き込み回数ですが、CD-Rは1回だけで書き換えはできません。CD-RWは1000回程度の書き換えができます。

 

小回りが利くツールではフラッシュメモリもとにかく便利です。コンパクトであり、パソコンに抜き差しするだけで簡単にファイルをバックアップすることができます。デジカメやMP3プレーヤー、携帯電話にも使われているものは、メモリースティック、スマートメディア、コンパクトフラッシュ、SDカードなどがあります。容量が数GBあるUSBメモリも登場しており、価格はCD-R/RWより高いですが扱いやすいメディアとして人気があります。

 

最後に紹介するのは外付けタイプのHDDです。外付けHDDにもポータブルなどいろいろありますが、動画ファイル、音楽ファイルなどの数十GBの大容量のデータを保存したい場合に向いています。容量が増えるにつれてコストパフォーマンスが上がる傾向があります。

 

 
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