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注目される次世代メディア「ブルーレイディスク」

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ハードディスクの容量もどんどん増えていく中で、4.7GBの容量を持つDVDも次第に扱いにくくなってきました。デジタルテレビのハイビジョン放送を録画しようと思っても、DVDメディアでは満足できる収録はできません。DVD1枚では30分間の録画もできないのです。

 

そこでCDやDVDに代わる次世代のメディアとして、ブルーレイディスク(BD)が注目されています。その容量は驚くべきことに、片面一層で27GB、片面二層では50GBもあります。これはハイビジョン映像の番組を高画質のまま、2時間以上も録画できることになります。

 

ブルーレイの開発には、ソニー、松下電器、シャープ、日立製作所、LG電子、パイオニア、フィリップス、サムスン電子、トムソンの9社が中心となって行われました。

 

一時期は同等の機能をもつ東芝の「HD DVD」との規格争いが激しく行われていましたが、製造が中止になったために事実上はブルーレイディスクに軍配があがりました。

 

ブルーレイの名前の由来

 

従来のCDやDVDのデータの読み書きに使用されるレーザー光は赤色でしたが、ブルーレイでは、レーザーの焦点をさらに小さくすることで多くの情報を読み取ることができる青紫色のレーザーを使用しています。

 

よく間違われやすいですが、「Blue ray」ではなく「Blu-ray」が正しい表記です。

 

ブルーレイの種類

 

BD-ROM 再生専用型で、記録されたデータを読み出すことしかできない
BD-R/BD-R DL 追記型で、一度のみ書き込み可能。 すでにあるデータの消去、書き換えはできない
BD-RE/BD-RE DL 書き換え型で、書き込みや消去が可能

 

ブルーレイの再生

 

パソコンの場合は、ブルーレイが再生可能なドライブを搭載しており、HDCP(デジタル著作権保護機能)対応のディスプレイが必要となります。それ以外では、専用のブルーレイディスク再生用のプレーヤーやレコーダーが必要です。

 

現在ではブルーレイディスクに対応しているドライブは少し割高であり、最新のパソコンなどにしか付属していませんが、これから値段も落ち着いて、徐々に普及してくるだろうと予想されています。

 

これからは個人のデータのバックアップには、ブルーレイディスクがメインになってくるでしょう。

 

 
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