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電子データのメリット・デメリットを知っておこう

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パソコンで扱うことのできる電子データは、様々な面で便利です。

 

まず、大量のデータでも保存場所に困りません。本や書籍の場合は、専用の書架が必要で部屋のスペースを取りますが、電子データならCD-ROMやHDDに納めればよく、持ち運びも簡単です。

 

作成や修正、コピーも簡単です。作成するときには紙を用意する必要がありませんし、コピーもクリックするだけで劣化することなくできてしまいます。

 

さらに電子データの場合は、膨大な量でも検索にかかる時間が少なくて済むというメリットもあります。探したい言葉で検索をかければ、わずかな時間で目的のデータにたどり着けることができます。

 

しかし、電子ベータにも大きなデメリット(欠点)があります。それは「壊れやすい」という点です。

 

紙に印刷された辞書であれば、1ページが破れたとしても他のページには影響がありません。破れたページも物理的に補修することができるため、その辞書がまるまるダメになるということはありません。

 

これが電子データの場合、ごく一部でも壊れてしまうと、データの欠損が起こります。一部でも上書きされたりすれば、全部のデータが読みだせなくなることもあります。電子データの復元も難しくなります。

 

電子データでは、容量が大きくても一瞬で削除できてしまうという危険もあります。誤って消去してしまう事例も少なくありません。

 

電子データはどういう場合に壊れるか

 

電子データが壊れる原因としてまずあげられるのが、記憶装置そのものが壊れてしまうというものです。

 

CD-ROMでは、読み取り面に傷がつくと読み出しが不可能になり、日光などの熱に当てるとディスク自体が変形し壊れます。

 

ハードディスクであれば、強い衝撃によって回転部分やヘッドが壊れてしまうこともあります。そうなると、読み出しができなくなります。

 

また、ソフトの問題によって壊れてしまうということも考えられます。OSやアプリケーションがフリーズしたりクラッシュすることで、データが破壊される危険があります。

 

このように、電子データは扱いが便利な半面、とてももろいという面もあることを知っておきましょう。電子データを守るには、HDDなどのメディアの取り扱いを慎重にしたり、予備のディスクを用意して2重にバックアップを取っておくなどの対策があります。

 

 
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