無料レンタルサーバーのさまざまな制約
「FC2無料ホームページ」や「忍者ホームページ」など、アカウントを取得すれば、完全無料で利用できるレンタルサーバーがあります。
「無料で使えるサーバーがあるならそっちを使えばいいじゃん」
「お金を出してまで有料レンタルサーバーにしなくてもいいんじゃない?」
という人もいるかもしれませんね。
しかし、無料で使える反面、いくつかの制限があることがデメリットとなります。本格的にサイトを運営するのであれば、こうした制限は後からジワジワ効いてきます。
デメリット1 広告が出る
自分のサイトの上下に勝手に広告が表示されます。目立ちにくいものから、ドカーンと目の前に出てくるものまであります。
この広告によって、ユーザーは無料でサーバーを使うことができるので、文句を言うことはできません。たまにサイトと関連のない広告が表示される場合もあり、サイトのイメージを損なうおそれがあります。
デメリット2 突然サービスが終了しても文句を言えない
会社によっては、事業の業績が悪くなって、いきなりサービスが終了することがあります。ある日突然、自分のホームページが表示されなくなってしまうのです。
これは有料のレンタルサーバーではまず起こらないことです。サイトのアドレスも変わってしまうという不都合も生じます。
無料で借りるということは、いつ消えてもおかしくない状況で運営しているのです。
デメリット3 時間帯によってはサイトが表示されにくくなる
無料レンタルサーバーは、マシン環境もそれほどは高くありません。スペック不足によって、時間帯によっては重くなることがあります。閲覧するだけでストレスがかかるので、アクセス数も伸びません。
デメリット4 アップロードできるデータ量が少ない
サイトにお気に入りの画像や動画をアップロードしたいと思っても、十分なディスク容量が確保されていないケースがほとんどです。有料レンタルサーバーであれば、数十GBのように余裕があります。
その他にも、検索エンジンに引っかかりにくいという問題もあります。無料レンタルサーバーを使う場合は、こうしたデメリットをよく把握しておく必要があるでしょう。
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