スポンサード リンク


「上書き保存」と「名前を付けて保存」の違い

パソコン,エラー,対処,初心者,パソコン用語

 

ファイルを作成したら保存という操作を行いますが、これが非常に重要です。この保存には「上書き保存」と「名前を付けて保存」の2種類ありますが、ファイル管理をするうえで両者の違いを把握しておくことが大切です。

 

まず「上書き保存」とは、”今あるファイルの上から変更した内容を書き込む”という方法です。ファイルのパスで説明すると、そのファイルと全く同じパスを指定することになります。

 

一方の「名前を付けて保存」は、”今あるファイルとは別物として新しいファイルをつくる”という方法です。同じ場所に同じ名前のファイルは存在できないので、「名前を付けて保存」ダイアログで保存場所、ファイルの名前、ファイルの拡張子のいずれかを変更しなければなりません。

 

注意すべき点は、「名前を付けて保存」を実行しても、パスが同じなら「上書き保存」になってしまうことです。ファイル名が同じ場合、「○○は既に存在します。上書きしますか?」という警告メッセージが表示されますが、よく確認せずにOKボタンをクリックしてしまうと、元のファイルの内容は消えてしまいます。

 

ファイルをゴミ箱から削除しても、データ復元ソフトを利用すれば比較的簡単に元に戻すことができますが、データが上書きされてしまったファイルは、基本的に元に戻すことはできません。

 

このようなミスを防ぐためには、ファイルの保存場所をしっかり把握したうえで、元のファイルのコピーを作っておくといいでしょう。同じ場所にコピーされたファイルには「○○(元の名前)-コピー」などと名前がつきます。コピーファイルの内容を編集すれば、誤って元ファイルを上書きしてしまうミスは回避できます。

 

 
スポンサードリンク
TOPへ